1950年代/アメリカ★オセロ/ベタ カッティング※穴無し★Catalin Bakelite

■＜ 品番： 0281 ＞■

■年代 / 1950～60年代
■生産国 / アメリカ
■素材 / ベークライト(カタリン)
■カラー / ケチャップ/カナリー
■サイズ/ 約27.5mm大/厚み約5mm
■ペア単位販売

＜穴あけをご希望の方＞
【側面貫通以外】のご希望位置で線径約0.8～1.0mmの穴開けを＋300円/１ケ所にて承ります。

ご要望の方はカテゴリー【変更オーダー】より【穴あけ加工<プラスチック>】をカートへ追加頂き、どの位置で穴あけをご要望かを【備考欄】へお書き添えの上お手続きをお願いいたします。

★1ケ所につき３００円の工賃となります。複数箇所穴あけをご要望の場合は個数を【ご希望数】にし追加をお願いします★


【Bakelite(ベークライト/ベイクライト)とは？】
1907年、アメリカ人科学者レオ・ヘンドリック・ベークランドにより発明され、商標登録されたフェノール樹脂。最も古い人口的に作られたいわばプラスチックの元祖。

3次元構造により熱に強く、耐久性が高いことから工業用品や生活用品などに使用され、その後コスチュームジュエリーとして用いられるように。1910年～30年の時代のものは正にこの元祖プラスチックアクセサリーの黄金期。デザインや技術、クオリティもすばらしく、現在では宝石に負けないほどの高値がついている。

【ベークライトは元祖と、二代目がある？】
現在、ヴィンテージ品/オールドストック品として私たちが手にできる殆どの＜ベークライト＞は1930年以降、材質変更を加えられた実質的には元祖とは異なるもの。特許権が別の会社に引き継がれ製造プロセスがかわった事がきっかけとなった。

それまでは黒と茶色しか無かった元祖ベークライトが＜カタリン＞という二代目となったことで色の鮮やかさや、クリアマーブル模様などが加わり、元々特徴としてあった詰まったような重厚感や質感はやはりとても独特で、現在のプラスチックと呼ばれているものと比較すると全く別物。

一度手にするとなんとも忘れられない、しっとりした心地よいプラスチックに心を奪われてしまうのです。

当時のファッション業界でもココ・シャネルをはじめとしたデザイナー達が自身の高級なクチュールと、フェイクジュエリーを合わせたことで瞬く間に＜プラスチック＞の位置付けはただのフェイクものではなく、デザイン性や技術性のある洗練されたスタイルを表現できるものとして認知されるように。

1950年代には別のLucite（ルーサイト）という新しいプラスチックが出回り、ベークライト自体の製造が停止となると一度は流行を終えますが、1980年頃にはその希少性からコレクターは世界中にひろがり現在も、その激動の時代に生まれて消えたロマン溢れる＜ベークライト＞はヴィンテージファンに根強く愛され続けています。

【ご使用上の注意点】
市販の貴金属磨き布などはご使用頂けません。プラスチック磨き布につきましても表面加工がされているプラスチックの場合はご使用を推奨はしかねます。
ご着用後は柔らかい布などで乾拭きをして頂き、直射日光の当たらない場所で保管してください。

～一つ、一つ色・形に若干の個体差がございます。また、画像の色と実物の色にもどうしても差が生じてしまいますので、ご納得・ご了承いただけた上でのご購入をお願いいたします。